【佐倉市】瓦漆喰（しっくい）の寿命

瓦屋根の寿命

これから瓦しっくいの施工を行います。

こちらはかなり劣化が進行している瓦屋根。

瓦屋根の寿命はどのくらいだと思いますか？

こちらは寿命が来ているな、とわかりやすいケースですね。
まず、日本瓦（和瓦とも言う）の場合、瓦自体の寿命が60年といわれていますが、こちらはセメント瓦で寿命は30〜40年と言われています。
和瓦の場合、瓦自体の寿命が60年と言われている為、瓦屋根の寿命は長いというイメージがあるのかもしれません。

しかし瓦屋根は？となると違うんです。

瓦は棟という屋根の頂上部分まで重ねて敷かれています。頂上部分の棟のところは瓦同士の重ねが取れないので、葺き土という土で防水している仕組みです。
その葺き土がこぼれないように守っているのが瓦しっくいというものですが、このしっくいの寿命がおよそ20年。

そうなると、しっくいの寿命が20年ですから、大抵の瓦屋根の寿命は20年ということになります。

瓦しっくいの劣化を放置すると・・・

では、寿命の過ぎた瓦しっくいを放置するとどんなことになるのでしょうか？

まず、しっくい自体が経年で痩せ減ってきます。そうなると剥がれたりヒビが入ったり、剥がれたりします。
剥がれたしっくいを放置すれば穴が空いた状態となるため、雨漏りのリスクが発生することになります。
それだけではありません。剥がれたしっくいは、写真のような状態。落下することもあります。
落ちてきたしっくいが人に当たってしまったらどうなるか・・・予測がつきますよね。
当然ですが、しっくいが屋根から落ちてきて人に当たると怪我をします。

遠目からでもわかる 1番わかりやすい劣化のサインは色。
白かったしっくいに薄く汚れた色がつく。
また、黒ずんでいたりしていたらかなり劣化が進行しています。

定期的にメンテナンスを行い美観を保つことが、被害を防ぐことになります。

瓦屋根・漆喰（しっくい）のお困りごとはウォルテックにご相談ください。
すぐに調査し、ご予算・ご要望に合わせたご提案をさせていただきます。