【佐倉市・西志津】外壁の剥がれ 〜モルタル壁の補修〜

モルタル壁の破損

『外壁が剥がれているので見て欲しい。』
ショッキングな連絡だと感じたと共に、”剥がれてるってどういうこと？”という疑問を抱きながら直行しました。
そこで私が見たものは・・・
計測してみると３ｃｍ程度は外壁がめくれあがっています。確かに『剥がれている外壁』 そのものでした。
ありがちな塗膜の剥がれなどではなく、外壁の破損レベル、そんな状況です。

このままの放置は外壁そのものが塊で落ちてくる危険性も高く、もしそれが人に直撃でもすれば大けがになるのは間違いない ほどの大きさです！

外壁リフォーム　相見積　各社の見解は

外壁がここまでめくれ上がってしまっていては剥がして施工し直すしかありません。
かなりの緊急性があるのですが、今回は相見積もりとのことでした。

さすがに他社も緊急性を感じており、10日程度で3社の見積りが出そろったとのこと。
結果、弊社をお選びいただき再訪したところ伺ったお話では、他社の提案がこのようなものだったとのこと・・・

剥がれた外壁 ウォルテックのご提案

ウォルテックは新築の住宅で一から外壁を作り壁の内部をわかっています。
また弊社代表は某モルタルメーカー千葉支社長の経歴を持ち、このような案件はまさに専門家。得意中の得意の案件です。
そこで弊社が提案させていただいた方法は・・・

外壁を剥がし作り直す！

今の剥がれかけた外壁を剥がし、再度、
1. 防水紙
　　↓
２.ラス網の施工　
　 をする。
つまり、一(いち)から外壁を作り直す方法です。
※全ての外壁ではなく問題の箇所のみ行う工法です。

工事価格は"コーキングを詰めるだけ"または"ビスで留めるだけ"、の業者との比較だと当然 高くなってしまいますが、これでこの箇所で剥離が再発することはなくなります。

外壁リフォームの業者選び

我々にとっては普通に考えたらこの方法しか対処方法はないのですが、なぜ他社はこの方法を提案しなかったのでしょうか？答えは簡単です。
他社はこの手法での工事ができなかったと推測できます。もしかしたらこの手法すら知らなかったのかもしれません。
通常、屋根外壁リフォーム工事というと塗装工事というイメージかと思います。いわゆるペンキでの塗装です。しかし塗装職人は壁の中のことをどれだけ知っているでしょうか？その工事が本当に”塗装のみ”で済めば問題ないこともあるかもしれません。しかし、今回のように塗装のみで済まない案件も弊社は数多く経験しています。今回ほどのレベルではなくとも、実際はひび割れや雨漏りなど、塗装以外の補修も必要になる　いわゆる”塗るだけ”では済まない案件がほとんどです。
弊社が提案した工事を工程ごとに担当する職人を挙げてみましょう。塗装職人以外には、はつり職人・ラス職人・左官職人が必要となる工事です。

A社、B社が提案した工事内容は塗装職人だけで対応できる内容です。逆を返せば、A社、B社にはウォルテックが提案した工事内容を施工できる職人がいなかった・・・ということでは？と思われても仕方がないですね。

工事は金額も重要な要素の一つですが、一番大事なのは工事の内容です。

工事代金を支払っても、悪い箇所が直っていないなんてことになったら いわゆる "安物買いの銭失い”ということになりかねません。
同業他社の提案を公開するのも心苦しかったのですが、皆さんにそのような目に遭って欲しくない という思いからお話させていただきました。
今回はお施主様が弊社担当の話をよく聞いてくださり、妥当な判断をして頂けたので良かったです。

また、上述したように "できないから提案しない" とは別に、工事金額を安く見積るために"提案しない""提案できない”という業者も実際にいるのが現状。仕事が欲しいあまりに・・・とにかく内容は不十分でも安く提案するなんて業者や担当者です。
お客さんの目線になってみれば誰だって他より安いものを選びたいですよね。この場合はその心理をついています。
安いものに飛びつく時、本当にそれで大丈夫か、問題の箇所について専門性の高い業者に相談することをおすすめします。

外壁のはがれ・ひび割れに関することはウォルテックにご相談ください。
緊急性の高い案件についても迅速に対応いたします。